■短歌=和歌
五七五七七と五句組み合わせた三十一文字の歌体。狭義には和歌とも呼ばれる。広義の和歌には、短歌、長歌、旋頭歌、仏足石歌、片歌の五体が含まれるが、平安朝以降、短歌が定型詩の趨勢となったために「短歌」=「和歌」という認識が一般化した。又、漢詩に対して日本固有の「倭歌=やまとうた」の意味でも和歌という。
■新体詩
明治の初め、西洋の詩の影響を受け、日本で成立、発展した新しい詩のことを一般に「新体詩」という。原則として詩形は自由とされているが、日本語の特性から、その多くは七五調、もしくは五七調で作られている。
■吟詠
旦早流では短歌及び新体詩を十線で譜面化しています。日本が生んだ偉大な詩人の歌を数多く取り上げ、どなたでも歌えるようにしています。